空調設備全般の取り付け施工を行っています。今までも現場からの発想で自社製品を開発して実際に取り付けをしてきましたが、新しいアイデアでもっと課題を解決することができたらと考えていました。
自社で試作品を作り実験を行い開発していくには技術的な課題が多くなっていくと感じていました。どうしたらその課題を乗り越え開発できるか、その開発したい気持ちと一歩を踏み出す不安の間で揺れていました。そんな時、S-bizで「産学連携」を行っていることを営業担当者から聞き、相談したことがきっかけです。

開発するために必要な技術的課題を解決できる大学を探してもらったこと、しかも時間がかからずに見つけられたことがとても助かりました。開発したいと考えていた製品はかなり難しい部分があったため担当する教授がなかなか見つかりませんでしたが、S-bizの「産学連携」は一つの課題を多くの大学が考えてくれるマッチングシステムがあります。それを利用して紹介してもらいました。
大学に一つ一つ問い合わせをすると時間も手間もかかりますが、それに対してマッチングシステムは合理的でした。また、課題を解決できる大学を見つけ出す確率を上げていると感じました。
大学を紹介するだけではなく、積極的に大学と当社の間に入り一緒に考え、アレンジしてもらったことも良かったと思いました。

現在は紹介してもらった大学と新製品の開発を進めています。担当教授も課題解決に前向きに取り組んでもらっています。
「産学連携」というと敷居が高く感じていましたが、実際にスタートしてみると「大学と自社の連携」というよりも「技術専門家と共同開発」して組み立てているように思えるほど一体感を持って進んでいます。
初めてのことでしたが、課題解決の期待ができたので一歩を踏み出してよかったと思っています。

空調・給排気設備　設計施工「けむりフード」製作販売