埼玉県で精密機械関連部品の製造会社を経営されていたB様
会社は特許技術を保有し、高い技術力によって多くの取引先から信頼を得ていました。
しかし、会社を率いていた社長が急逝されたことで残されたご家族は多くの悩みを抱えていらっしゃいました。奥様が社長に就任し事業の継続をさせるため奮闘されていましたが、悩みを聞き取った渉外担当者から相談があり訪問したことが出会いのきっかけでした。
S-bizへの相談のきっかけは？
先代社長だった夫が急逝したことで、妻である自分が事業を引き継ぎました。高い専門性を受け継いで事業を行っていくことは、とても荷が重く感じていました。しかし、せっかく夫が築きあげてきた会社そのものと高い技術力やノウハウを無くしたくはないと思っていたことから、どこかの同業者に会社を引き継いでもらいたいと考えるようになりました。そういった思いに親身になって対応してくれるのは信用金庫だろうと思い、メイン行である巣鴨さんの担当者に相談したところS-bizを紹介されました。
どのような面でお役に立ちましたか？
事業を引き継ぐに当たっての希望は、「長年会社に勤めてくれた従業員の雇用が確保されること」「技術力やノウハウが引き継がれること」「引き継いでくださる会社の文化や経営理念に共感できること」でした。そういった細かい希望や思いをしっかり汲み取って譲受会社の候補先を探してもらったことが一番喜ばしいことでした。
初めてのことでわからない事だらけでしたが、巣鴨さんを始め専門会社の方たち皆さんの細かいサポートがとても助かりました。
現在の状況はいかがですか？
無事に契約も終わって、それからは穏やかに暮らしています。
会社のほうは譲受会社と一緒にそれぞれの専門性を活かし、シナジー効果が表れていると聞いています。また、長年取り引きしてもらった顧客とも新たな仕事の話に繋がったとも聞いており、この話は成功だったんだと思っています。
今後、巣鴨に期待することがあればお願いします。
一連のM＆A手続きの中で、いろいろとお世話になりました。
巣鴨さんには地元の金融機関として、私に対応してくれたようにお客様の本当の希望や思いをよく理解して、寄り添いながら一緒に解決してくれる金融機関であってほしいと思います。
これからも、さまざまな悩みをもつお客様の真の相談者になってほしいと思います。
